
JAN(Japan Article Number)は、日本における共通商品コード用バーコード・シンボルとしてJIS化されています。
国際的にはEAN(European Article Association)コードと呼称され、
米・加の流通統一コード
UPC(Universal Product Code)と互換性のある国際的な共通商品コードです。
1977年(昭和52)2月、ヨーロッパ12カ国の流通業者とコード機関によって、
国際EAN協会(本部・ベルギー)の前身であるEAN協会が設立され、世界共通の商品コードであるEANコードの普及促進を図っています。
現在、日本を含む世界100余カ国・地域が加盟し、
それぞれの
フラッグ(国コード)のもとに
ソースマーキングが
行われています。
2002年(平成14)11月、米国の流通コード機関UCCとカナダの流通コード機関ECCCが国際EAN協会に加盟したことで、
同協会は名実ともに世界の流通標準化機関になりました。
また、これを機会に2005年(平成17)1月、機関名は国際EAN協会から
「GS1」に改称され、新たなスタートを切りました。
日本では1972年(昭和47)、ダイエーや三越で
POSシステムがテストされたのが、
バーコード時代の幕開けとされています。その後、米・加の流通統一コードUPCにならって、日本でも統一流通シンボル作成の機運が高まり、
1974年(昭和49)に通産省の要請に基づいて日本事務機械工業会の中にPOS識別標準化委員会が設置され、統一シンボル作りが始まりました。
同委員会で2年間に渡って検討した結果、UPCと互換性があるEANシンボルとCodabar(コーダバー/NW−7)の2種類に絞られました。
引き続いて(財)流通システム開発センターが責任団体となって、標準化に向けて最終検討が行われ、EANシンボルに一本化することが決定されました。
これを受けて工業技術院は1978年(昭和53)4月、「共通商品コード用バーコード・シンボル」としてJANコードをJIS公示(JIS −B−9550)、
ここに日本で初めての統一シンボル
JANコードが誕生したのです。
日本は1978年4月、JANコードのJIS化と同時にEAN協会に加盟し、国コード「49」を与えられました。同年12月、
JAN企業(メーカー)コードの登録受け付けが開始され、
ソースマーキングがスタートしました。
現在、JANコードは日常目にするほとんどの商品に表示されており、わが国の国際的な共通商品コードとして、流通における情報システム
の基盤となっています。
※国際EAN協会はGS1に改称されましたが、
当サイトでは当分の間EANの名称を使用いたしますので、
あらかじめご了承ください。